2024年度 ほどがやパソボラ活動計画

1.はじめに

ほどがやパソボラは、保土ケ谷区社会福祉協議会からの後援のもとでの地域の「高齢者支援」と、「障がい者施設支援」を活動の2本柱として、パソコン初歩の研修を提供するボランティア団体です。
会員数は、昨年度と同数の86名で新年度の活動をスタートする。
会員各位には「会の活動を支える側に立つ姿勢」を求め、「自ら進んで世話人、講師、アシスタント、サポーター等の役割を担い、会の活動を活発にリードする行動」が期待されている。
パソボラは、パソコンが好きな会員の集まりでもある。「若葉会、学習会」の勉強会に加えて、テーマごと班ごと地域ごとの自主勉強会等“楽しく学び合う”場を通じて、パソコン操作能力の向上に務めている。新しいアプリや機能だけでなく、基本的な機能や操作についても再学習する。「火曜クラブ」及び「お楽しみクラブ」も継続する。リモート接続での会合や研修も進める。
コロナ禍対応のマスクの着用は個人の判断に任せられたが、リスクの高いと言われるシニアの団体であり活動でもあることから、今後も従来通りの運用とし、受講者にも協力を仰ぐこととする。

2.初級講座・活用講座

提供する講座内容は、ワード・エクセルでの文書作成、メールによる交流、インターネットによる情報の入手、スマホ写真の取り込みとPCでの写真編集など、「高齢者がパソコンの操作を楽しみパソコンを通して交流を広める」ことを目指している。対面での活動なので安全安心を第一に進める。活動拠点となっている、かるがも3階の団交室Ⅰ&Ⅱに、これまで可能であった予備机の使用が不可となり、受講者総勢8名まででの講習をせざるを得なくなっている。

3.若葉会

若葉会は習熟度を高めるため、講座の受講者を対象に3か月目に2回開催する。また、新会員が会の活動に馴染むためのプログラム「新会員入会時訓練プログラム」の対面の場ともなる。加えて会員のよろず相談の場としても活用する。

4.施設支援活動

パソボラの柱である施設支援の活動を全会員に理解頂き、いずれかの施設での活動をすすめる。
個々の施設側の要望に沿った対応での活動となる。

5.スキルアップ機会の提供

5-1 新会員向け

希望する新会員に「新会員入会時訓練プログラム」 を提供する。指導役を担う会員を増やす。
講座実施時の空席を活用し、担当班の新会員が「再学習」する機会を設ける。
パソコン機器やOS機能の基本的な技能習得のため、「火曜クラブ」を継続する。

5-2 一般会員向け

学習会」では、エクセルとワードの基礎から応用までを、継続して市販教本で開始する。
「お楽しみクラブ」は会員要望のテーマでの勉強会を継続する。
HP制作勉強会・相談会は、HTML&CSS内容にて継続する。
担当班の「交流会」や班単位での独自のテーマでの自主勉強会は、班員同士の交流やスキルアップなどに資するものとして位置づけて継続する。
地域活動拠点(ケアプラザ・コミュニティハウス・地区センター)等での勉強会も継続する。

6.ワーキンググループ(WG)

6-1 テキストWG;初級・活用講座テキストの作成と内容や構成を見直す。大型更新等の変更に対応したテキストを心がける。新機能についてのテキストを作り、WGメンバー間での勉強会を実施する。
火曜クラブ;テキストWGは新会員向けの「火曜クラブ」(年4回)を企画し、提供する。
基本新会員を対象とし、一般会員も受講可。パソコンやOSの基本的な設定や操作を学ぶ。便利な機能のショートカットやファンクションキーの使い方も追加する。年4回実施。「お楽しみクラブ」と合わせ、月1回の勉強会を実施。 学習会;テキストWGによる企画で、各班が交代で実施する。WordとExcelの基本と応用を学ぶ。市販教本を繰返し使用する。
学習会;テキストWGによる企画で、各班が交代で実施する。WordとExcelの基本と応用を学ぶ。市販教本を繰返し使用する。

6-2 お楽しみクラブ;会員からの要望に応じた勉強会を企画し提供する。年8回を予定。
会員要望で常にトップを占めるスマホの操作関連を順次研修に取り込む。

6-3 機器情報WG;講習内容に合わせた実習機器の整備を行う。適時のWindows Updateにより最新レベルを維持する。2024年8月までに互換機はWindows 11へアップグレードし、非互換機は新規購入するWindows 11搭載と交換、9月からの講習に対応する。Microsoft 365 Familyを契約し、展開している。

6-4 ホームページWG;本会のHPの維持・更新を続け、PRと会員への情報提供を目指す。
外部組織のHP維持・更新の支援として、「ほどがやカルガモの会」のホームページの更新作業を継続して支援する。また、会員のスキルアップおよび各班のHPの維持管理の支援を目的として、Webサイト作成研修会および相談会を開催する。今夏は、生成AIで作成した素材でのWebページ作成講座を予定する。

6-5 広報WG;受講者募集チラシを各所各機会で配架・配布する。広報保土ケ谷区版「すみれ通信」・アワーズ情報誌・「PLANETかながわ」へ募集要項を掲載し、横浜ケーブルTV「生活情報(保土ケ谷区)」で放映を継続する。

6-6 施設支援WG;4か所での施設支援の活動を全会員に理解頂き、何処かで支援活動をすることを進める。

7.正副世話人、世話人会

班員からの要望を世話人会で話し合い、運営委員会で発言していく。
班運営の役割を分担して班員が協力しあうこと、今後もパソコン操作を教えたり習ったりする場面を多く作ることで親交を深めることをめざす。
各班HP担当者へ情報を迅速に渡すことに努める。
班員のOneDriveの活用やZoom操作向上のために協力する。

8.その他の活動

保土ケ谷区社会福祉協議会の要請に基づく作業支援や街頭活動に協力する。
地域ケアプラザ主催のイベントに随時参加し、スマホの基礎やパソコンの魅力等を紹介していく。
区役所、社協、地域団体等からの要望についてはその都度検討し協力する。

以上